温泉行こうぜ!〜おプロの風呂レポ〜

年間約40湯を目標に、温泉へ行き、温泉に入り、温泉を綴っていこうと思います。

神奈川県箱根町「芦ノ湯温泉 きのくにや旅館」

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犬の散歩がてら箱根に行きまして、その帰りに「ワンチャン行けるかな?」と、ふらっと芦ノ湯温泉郷によりました。(あ、犬とワンチャンはかけていません)

到着した時はすでに日帰り入浴終了30分前…エントランスを入ったらロビーに誰もいない…。ダメかなと思ったその時、奥から人がやってきたので、入れますかー?と聞いたら「どうぞどうぞ!今ちょうど誰もいないから貸切ですよー、ごゆっくりー♪」とかなりウェルカムだったので、そのままれっつごーです!

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まずは館内探検。きのくにや旅館さんは創業1715年、江戸時代から開業されている温泉旅館で、館内にも歴史の説明パネルや古い家具なども置いてありました。ふむふむ、由緒ある湯治場…わくわくしてきました、さーお風呂に入りましょう!

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きのくにや旅館さんは、私の「いつか入ろう温泉リスト」のひとつで、ここには内湯の「硫黄泉」と外湯の「重曹泉」が入れる珍しいところなんです。そして硫黄泉なのになんと「弱アルカリ泉」。硫黄泉って、肌にピリピリくるので湯上り保湿必須なんですが、ここのはちゃんと匂いが硫黄泉で、弱アルカリでお肌にも優しく、しかも重曹泉も入れて、ミラクル温泉でした。硫黄入る、重曹入る、硫黄、重曹、硫黄、、の繰り返しエンドレス…w

もうひとつのポイントは、硫黄泉の源泉の温度が低め。冬場は加温ですが夏場は掛け流しとのこと。(たぶんこの時も掛け流し温度っぽかったです。)外湯の重曹泉は少し熱め。芦ノ湯温泉地は標高も高く涼しく、ぬる湯の硫黄泉なんて、夏にはぴったりの温泉地ですね!ちなみに入りたかった湯船は貸切湯でした…次回またのお楽しみにしよう。

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子どもの頃から箱根は気軽に行ける場所でした。今でも私にとって身近な温泉地ではあるのですが、リゾートなので高いし人も多く、正直積極的には行きません。でも、本当に良いところなんです!箱根の中に温泉地がたくさんあり、泉質もそれぞれ違うし、ひとつひとつ入っていたら1.2日では回り切れない。道も良いしグルメも旅館も豊富。そしてはっきりとした季節を感じられて、四季折々の色がついた箱根の景色は何度行って見ても感動です!!

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ぜひ新宿からロマンスして♡おいでください。

 

■きのくにや旅館

神奈川県足柄下郡箱根町芦ノ湯8番地