福岡県筑紫野市「二日市温泉 博多湯」
乗り換えでたまたま「二日市温泉」という地に降り立ったので、その場で入れる温泉を探して急遽「博多湯」に来てみました。ホームページで見たらリニューアルされた比較的新しめの施設のようだったのと、源泉掛け流しで、駅からの徒歩圏内だったのが決め手でした(すぐ入って出ないと電車の時間に間に合わなかったので)。
博多湯は日帰り温泉施設で、1階が温泉、2階が和室の休憩室になっています。お風呂は洗い場もあり客層からも地元の方が入りに来ている銭湯のようでした。お湯は単純温泉のようですが、記述通り硫黄っぽいにおいがしていました。湯量が豊富なのか掛け流しがザバザバ出ていて、ほのかな硫黄臭も相まって、温泉感が凄かったです。温泉持ち帰りと飲泉も出来るそう。なのに大人300円で良心的!タオルレンタルもありました。立ち寄りにぜひ。
時間があまりなくて行水みたいだったけど、福岡に来ても福岡県の温泉に入った事がなかったので頑張って来て…良かった!
▪️博多湯
福岡県筑紫野市湯町1丁目14-5
愛媛県松山市「道後温泉 道後温泉本館神の湯」
2017年3月、ふとした拍子に「そうだ、四国に行こう。」となったので、憧れの愛媛県松山市道後温泉に行ってきました。(片道約800キロ、いつもの軽自動車車中泊旅でございます)
夜の道後温泉本館はライトアップされてて、想像以上に大きく立派な建造物でした。これが共同の湯なのが素晴らしいなと。三連休もあってとても賑わってましたね。
中には2つの湯があるようなのですが、神の湯のみでレッツ入湯。入り口に番台さんがいるのでお金を払います。タオルや小さなみかん石鹸なども買えるのでふらり立ち寄りでオッケー。っと言うか、みんなそんなお客さんでした。
女湯には大きな湯釜かどーんと真ん中にあるのですが、洗い場も行列で、お風呂もちょっと動くと人にぶつかってしまうぐらい「芋洗」でした(笑)。驚いたのは客層。すんごい若い子達ばかりでした!大学生の卒業旅行なのか20代が多かったと思います。流行りの風呂施設にいろいろ行ってはいますが、いわゆる「温泉郷・温泉街」に、こんな20代がたくさんいるなんて!(しかも四国という離れ島!)道後温泉には未来を感じました!…正直、もう少し調査したかったな。
今回一緒に道後温泉を堪能した友人は、東京生まれ東京育ちで旦那さんの転勤で四国に移り住み、道後温泉を始め四国の魅力をたくさん教えてくれました。そんな友人が道後温泉から宿へ帰ろうとして車に乗り込んだ時「はい、お風呂あがりのみかんジュース!」って差し出してくれて。私「なんでみかんジュース?」って、ちょっとびっくりして。
でも、この冷たいみかんジュースが身体にも心にも染み入ったんですよね、東京しか知らなかった彼女が時間をかけて四国を知って、その彼女のおかげで短い滞在時間の中、何十倍も濃い四国を味わえたなと。今でもこの何気無い1シーンを思い出しては胸がギュッとなります。ありがと。
道後温泉の風呂上がりには、ぜひ、みかんジュースを!
▪️道後温泉本館
神奈川県足柄下郡 「箱根湯の花沢温泉 箱根湯の花プリンスホテル」
箱根の温泉はとても人気ですが、正直私には身近(車で30分と実質的に近い)なので「近いといつでも行けるからなかなか行かない温泉地」になっています。ただ、近いながらふとした時にすぐ行けるよう候補がいくつかあって、そのうちのひとつがここ「箱根湯の花プリンスホテル」の温泉でした。
なぜここを候補にしてたかというと、箱根温泉って、箱根十七湯という17種の温泉があるぐらいなので数も豊富、更には大涌谷が有名で「箱根は硫黄」のイメージがありますが、箱根の温泉で白濁している硫黄泉は、実は少ないのでここは昔から入ってみたかったんですよね。(なので友人との旅に組み込んで来てみましたー!)
ホテルのエントランスで日帰り入浴で払います。鍵付きロッカーがないのでロビー横にある貴重品ロッカーにお財布など入れておきましょう。
エントランスからお風呂までは少し歩きますが、中庭を抜けていくのでお散歩しながら行きます。白濁している温泉は露天風呂のみです。太陽が当たると少し青みがかった乳白色になってとても綺麗でした。「ザ・硫黄泉」で匂いも強く、肌にもびりびりきました。湯上りはボディクリームなどの保湿があったほうが良いと思います。カゴの脱衣場、内湯は白湯、シャンプー類あり、ドライヤーあり。お風呂は団体客が多くてガヤガヤしてましたが、ロビー近くに大きな窓からゴルフ場を眺められる待合室みたいなところで静かに休憩ができました。大人1,700円とお高めプリンス価格。webに割引券があるので使いましょう。
「箱根湯の花沢温泉」とか芦ノ湯の周辺で、ここ以外で入れるところとか、探してみたいな。
■箱根湯の花プリンスホテル
神奈川県足柄下郡「湯河原温泉 Gensen Cafe」
2017年2月24日にグランドオープンした湯河原温泉のGensen Cafe(げんせんかふぇ)に行ってみました。内輪話ですが、友人と焚火キャンプの予定がお互いの時間がつかず、17時出発で50分で到着できちゃうここで遊ぼう!となったわけであります。今回は泊まりです。しかも男女共同ドミトリー!久しぶりなバッパー気分であります!
赤い鳥居のような鳥居かな、を抜けるとエントランス。外国の方も喜びそうな演出でした。ドミトリーは12人(ぐらいかな)一部屋で男女共同。とても綺麗だったしよく眠れました。まだオープンしてすぐだったからか客層はみな日本人で20代の男女が多かったです。ひとり旅の方もいました。館内はフリーのデトックスウォーター(ハーブやフルーツ入りのお水)もお風呂前などに置いてあったり、日本の伝統的おもちゃとフリーのコタツがあったり。シャワールームも完備。あと、コスプレルームがあってインバウンド意識の高さを伺えました(笑)
温泉に入り、カフェバースペースへ。ここが、ここの1番のウリである「人をダメにする」カフェバーで、ビーズクッションの「ヨギボー」がたーくさん置いてありました。このクッションに座ってわかったのは、「人をダメにする」=『座ったら最後、起き上がれない!』でした。でもほんとに、お風呂に入って、緩んで、飲んで、だらだらーーとするには最高の場所だと思います。間仕切りして半個室にしてもらえるし、浴衣だし、ちゃぶ台に畳…こんなのだらけるしかない!
メニューはおつまみがメインですがお野菜もお魚も美味しかったです!特に気に入ったのがフィッシュ&チップスのフィッシュが白身じゃなくて鯵の半身(たぶん鯵)丸揚げだったのが気に入りました。海沿いだし魚は間違いない。
お泊まりしたら絶対朝風呂。とてもお湯が綺麗で(夜はどろどろでした)ゆっくり気持ちよく入れましたな。朝風呂が狙い目です。湯河原温泉で少し塩泉で塩気もありつつ弱アルカリ泉でした。温まるしお肌にも負荷なくて優しいお湯でした。アメニティやドライヤーあります。ロッカーは鍵なし。長期滞在向けに洗濯機も置いてありました。
一緒に行った友達は、今日引っ越しで、「引っ越しする前に遊ぼう!」と実行できて、記念になって良かったです。見たもの味わったものを同じ瞬間で共有できることを幸せに感じました。祝!お引越し!今度は焚火だ!
▪️Gensen Cafe
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上742(The Ryokan Tokyo 内)
静岡県御殿場市「レストイン時之栖 足柄金時湯」
足柄サービスエリアへ、ふらっと寄った時にいつも気になっていた「足柄金時湯」に入ってみることにしました。というのも、隣にグランピング施設が出来てたので、いつかのためのお試し湯です。
お湯は、温泉ではないものの、高濃度炭酸泉のお湯でした。少し浴槽が狭いので人が3〜4人入ると脚も伸ばせないので気まずいぐらいの距離感になります。洗い場も浴槽から近いのでお湯に浸かってる人にシャワーが掛かっちゃいそうでした。
しかしながら、サービスエリアにある宿泊施設内にあるので、シャンプー類やドライヤーはもちろん化粧水やメイク落としもあるし、サウナもついてたし、仮眠室や休憩室の充実さ、雑誌漫画もあったり、タオル付きで640円、お気軽にお風呂ができる(しかも炭酸泉!)なら、旅の途中に寄るにはとても来やすいな!と思いました。
ドッグラン併設だし、犬も一緒に泊まれるし、お風呂もあるし、サービスエリアも使えるし、試しにグランピング来ても良いかなぁ…どうかなぁ…ふむふむ今後考えよう。
神奈川県伊勢原市「伊勢原温泉 ニュー天野屋」
わたくしは、「あ、温泉行こう。」と、思い立ったが吉日でいきなり温泉に行くことが多いのですが、ふと見つけたここ「伊勢原温泉ニュー天野屋」さんにふらり来てみました。ちなみに自宅から一般道を車で40分。
ここ!久しぶりの!大当たり!強アルカリ泉ph10.1のヌルヌルでトロトロのお湯。カサカサだった肌部分がツルツルのスベスベに!擬態語ばっかり!そんなお湯でした。口コミ通り、お客さんも少なめで穴場だし、これはもう時々ここにきて、角質クレンジングをしに通う温泉にしようと思います。
旅館は比較的昔のままで、設備はあまり良くはありません。鍵付きロッカーもたくさんあるけど鍵自体が付いているロッカーが2個しかなかったし、ウォータークーラーが無く自動販売機があるけどお水が全部売り切れだったり。あとなぜか、脱衣所に電子レンジが置いてあるとか、謎が多い私が好きなタイプの探検向きな温泉です。だけど浴場は清潔感があって、お湯がきれいで、塩素臭がありませんでした。個人的には名湯。大人800円。シャンプー類とドライヤーあり。
とにかくここでは、角質が取れて肌がきれいになっていくお湯を楽しんで欲しいです!
■ニュー天野屋
神奈川県伊勢原市西富岡1067
東京都杉並区「高井戸温泉 美しの湯」
環八沿いにあって、高井戸駅から2分のところにある天然温泉「美しの湯」。練馬のお友達のうちにお泊まり行く前に、時間的にもお風呂とご飯を済ませられるなと思い、入ってみることにしました。
東名を降りて環八を練馬方面に走ると環八沿い左側にあります。駅前だけど駐車場もあるし比較的入りやすいです。知らなかったのですが、ここは土日だと大人1200円でプールも入ることができるようです。風呂場のロッカールーム兼脱衣所で着替えてプールとお風呂に行くことができます。
お湯は琥珀色で、ナトリウム塩化物強塩泉でした…強塩泉…塩っぱくて保温保湿効果あります(私はやっぱりチクチクしてしまいました)。内湯は温泉と白湯でジャグジー類のお風呂もあり。露天は温泉のあつ湯とぬる湯あり。あと週替わりのお湯があって、マイクロバブルの「絹の湯」と「炭酸泉」が楽しめるようです。シャンプー類、化粧水、ヘアトリートメント、ドライヤーはあります。
※サラダ蕎麦はそばつゆと胡麻ドレ
食事処は椅子席のみでお座敷はありませんでした。リクライニングチェアーのある休憩部屋があったのですが数は少なめでした(みなさんフロント前の椅子に座ってたなぁ)。サラダ蕎麦をいただきましたが、緑が多くて珍しい葉っぱも乗ってるなーって思ってたらコレ、自家栽培してるやつでした。すごいねー
※観賞用の水槽かと思ったら栽培ケース
そして、実は風呂上がりに貧血か湯当たりか、娘が顔を真っ青にして脱衣所で倒れてしまったんです。そこはさすがプールのある施設だからか、スタッフの方々や裸で風呂上がりの(おそらくインストラクターの)方が、すぐに気づいてこぞって助けにきてくれて。とにかくベンチに座ろうと思ってたのですが、タオルやマットをたくさん用意して簡易ベッドを作って、お水や濡れタオルを持ってきて、迅速にさささーーと処置してくださいました。そしてみなさんとても優しく「大丈夫だよ」って声かけてくれて。私も冷静を装いつつも動転してたと思いますし、それはそれは凄く心強かったです。
この場を借りてお礼申し上げます。その節は大変お世話になりました。ありがとうございました!娘、元気です!
■高井戸天然温泉美しの湯
東京都杉並区高井戸西2-3-45