温泉行こうぜ!〜おプロの風呂レポ〜

年間約40湯を目標に、温泉へ行き、温泉に入り、温泉を綴っていこうと思います。

山梨県南都留郡「河口湖温泉 開運の湯」

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朝風呂が好きです、どうも。早朝風呂を目指してほったらかしに行こうと下道で富士麓を抜けようとしたら、道に雪…凍結…ノーマルタイヤなんすけど…ということで、山中湖で冷汗と共に行き先を再考してたら、朝6時からやってるらしい河口湖にある温泉「開運の湯」に行きました(正式には2016年12月の出来事です)。

泉質はカルシウムナトリウム硫酸塩泉ですが無味無臭で印象的なところはあまりなかったです。露天が2つありましたが外気の寒さの割にぬるかったので殆ど内湯にいました。お風呂うんぬんではないのですが、インバウンドで外国の方がとても多く、マナーもなんもない無法地帯な温泉と化していたので(生理だからか服を着てパンツで脚だけ温泉入ってたのもいた(笑))、清潔感としては嫌な印象を持たれる方もいるかもしれません。

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河口湖半の散歩道

シャンプー類、ドライヤーあり。ロッカーは鍵付きだと100円(戻らないタイプ)とカゴがあります。2時間で1,000円。休憩室はないのでフロント前の椅子とかで座れます。

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※山中湖で冷汗たらしてたら日が昇って赤富士

本当はもうひとつ行きたい温泉があったのですが、この時はたしか病みあがりだったので、バテちゃって「このまま何か食べて帰ろう」と思ったのを記憶してます。

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富士急ハイランド近くにあった「寿屋」

いつもは吉田うどんを探しますが今回は「ほうとう」。病みあがりの身体に煮込んだ野菜を注入したかったので。10時からやっているお店がなかなか無くて、唯一見つけた「寿屋」さんで10時オープンと同時にほうとうゲット。沁み入りました…

 

■開運の湯

山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713-22(河口湖ロイヤルホテル)

千葉県富津市「鋸山金谷温泉 海辺の湯」

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千葉と神奈川を結ぶフェリーの千葉側「金谷港」からすぐのところにある「天然温泉海辺の湯」に入りました。海辺の湯、名前が好き。ちなみに写真はフェリーから撮った東京湾です。

お湯が薄い茶褐色で、ナトリウムカルシウム硫酸塩泉、炭酸水素塩泉でした。とはいえ、海の温泉だから塩分が強い泉質かなと覚悟はしていたんだけど(私は塩泉だと肌がヒリヒリと赤くなる時があるので)、殆ど塩気がなく、痛くなく、とても良い肌加減!海の側で、海を一望しながら入れる温泉は伊豆にもいっぱいあるんだけどだいたい強塩泉で、だから私にとっては貴重な場所に出会えたなって思いました。

内湯と露天、露天からは東京湾久里浜港が見えます。夕陽が見えるのだとかで日の入り時間も書いてありました。サウナもあり。シャンプー類も化粧水、アメニティ、ドライヤー、鍵付きロッカーあります。荷物が大きいからと、大きいロッカーをいただけたのも良かったです。休憩できるお座敷もあり。土日祝日大人850円。おみやげ屋もお食事処も併設されて旅の〆に良いところ。

また、いつか。

 

■海辺の湯

千葉県富津市金谷525-17

埼玉県比企郡「玉川温泉」

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2016年11月、埼玉県の方の(!)「玉川温泉」へ行きました。ピンときた方は温泉好きですね?、そうです秋田県玉川温泉ではございません。正直言うと玉川温泉を知って調べて出てきたら埼玉県の玉川温泉がヒットしてそのまま来てしまった=秋田県玉川温泉と間違えて、です(笑)。

 玉川温泉は「昭和レトロ」をモチーフに館内が作られていて、駄菓子があったり、懐かしの給食メニューがあったりしました。

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※揚げパンに三角牛乳とミルメイクやで!

更にこちら、お風呂カフェの系列と同じようで、休憩室が充実してました。雑誌や書籍、漫画もあり、テラスやハンモック、ソファや秘密基地のような半個室のごろ寝スペース、ブランケットやマッサージチェアーなどがあって、ゆっくりまったり過ごせます。但し少々狭いです。

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※二階建てごろ寝スペースが良かったー

そして意外にも温泉が!お湯が!すごく良かったです。つるつるぬるぬる系のアルカリ泉。ph値が10.1すよ!10は殆どみたことないのでとても珍しいなと思いました。お風呂は露天と内湯のみだけど、内湯は広めだし、お風呂カフェ恒例の泥パックも出てくるので飽きなかったです。シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、化粧水などあり。タオルや館内着レンタルあり。大人土日祝日850円です。

次は白寿の湯に行ってみたいです!今、埼玉の温泉施設が熱いぜ。

 

玉川温泉

埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川37

子どもの成長と共に法務へジョブチェンジした話

この記事は法務系Advent Calendar2016のエントリーです。

kanegoontaさんの鼻血を拭いて、、、はい、バトンを受け取りました。

はじめまして。いつもは温泉記事を書いておりますmiraisaaan です。「法務に効く温泉3選!」とかできたら良かったのですが、それはまた追々(あるんかいっ)…今回温泉テーマではありませんが、この場に書かせていただきます。

さて、法務系Advent Calenderは毎年楽しみに拝見していました。今年は転職もあり、法務系LTを初生拝聴できたり、法務のお話をする場で登壇できたりしたので、年の締めくくりにこれにチャレンジしてみようと思いました。みなさまのように専門的なお話はできないのですが、以前より「法務職と育児」についてご興味を持たれる方が多くいらしたので、私の体験記を綴ろうと思います。

法務へのきっかけ

仕事について。法務になる前、私の職業はWEBディレクターでした。Webの会社で企画提案や制作進行管理をやっていましたがデザインやプログラミング、はたまたカメラマンやライターをしていたときもありました。

育児について。私には子どもがひとりおります。2歳から保育園へ預けて働きました。

きっかけとなったのは、保育園のいわゆる「守られている時代」からちょうど小学校へ上がり「小1の壁」の洗礼を受けた頃です。学童にも入りました。が、まだ慣れない環境で、お友達と上手くいかなかったり(上手くいかなくても保育園のようには先生も動いてくれない)、下校から帰宅後からひとりで家で過ごす時間の多さもあり(時には21時まで夕飯食べずに待っているときもあり)、帰宅して電話越しで毎日のように泣かれていました。また火の元や防犯面でも心配は多くありました。

一方、私の仕事は受注仕事でお客様とのやりとりが主、制作長期化したり、短納期だったり、トラブルで炎上祭!ともなれば連日徹夜、2徹、3徹…のような世界でした。実際に2徹(2日間寝られない)したときに「子どもを育てながらこの仕事はちょっと厳しいな」と考えるようになりました。

そこで、お客さんの都合で振り回されない(振り回されにくい?)影響が少ない(と想像した)「管理部門」への道を考えます。が!経験はないし、道もポジションもないし、そもそも稼ぎたいのが最優先なので事務は選択肢にありませんでした。なので、さてどうしましょう。

そうこうしていると、アプリを自社からリリースして自社事業とする動きが出てきました。以前テレビ局のコンテンツビジネスをしていたこともあり、自社ビジネスの知財や法務周りには興味を持っていたので、管理部門のひとつに「法務部」を作ってしまいました。(もちろんここまでにたどり着くまで大変でしたし、いろいろとネゴネゴしましたけども。)

理想と現実

というわけで、子どもが小学2年生に上がる前あたりから、法務部に異動(最初は兼務って感じでしたけど)し、晴れて管理部門へ。。。とはいえ、早々に気づいていると思いますが(笑)、みなさまご想像の通り「なんの基盤ももないひとり法務が激務にならないはずがないね」でございます。

仕事における理想はイメージ通りとはいかなかったものの、イメージ通りと思ったのは「専門職」なんだな、ということ。片手間では務まらないなと思い、個人的な勉強もしましたが、私の中でとても大きな実りになったのは、顧問弁護士の先生と密に業務を支援していただき多くを色濃く学ぶことができたことです。あとでこのときをタイムチャージ換算したら、それは恐ろしい額になりそうなぐらいだったので、ああ私はラッキーだったな〜と思いました。

育児における理想は「管理部門は主体的にルールを組めるから、今までのようにお客さんから振り回されることなく、早く帰って子どもや家事への時間が取れる」…というイメージでしたが、現実は「法務は社内に振り回される」んだな、が実感でした。ただ、まあ、以前の徹夜からは解放されたと思います。法務を1からやったので、社内ルールも主体的に決められましたし、比較的自分でタスク出ししたスケジュールの通りには回りました。小学生低学年は、毎日算数プリントと国語の教科書を音読する宿題があり、親は必然と勉強のお手伝いをすることが多いので、帰ってからの時間が持てるのは良かったです。

ただし、法務なので「金払わねーぞ」的なトラブルに巻き込まれたことが多々あり、そうなると自宅でも対応せざるを得ないときもありました。チャットワークは便利でしたね。

課題

最終的に子どもが小学校4年を最後にいったん退職をしました。法務在籍3年、その間子どもは小学2年生、3年生、4年生、です。(当時の)東京都の小学校は学童が3年生までしか入れませんでした。小学4年生になり夏休みの1か月をひとりでどうすごさせるか、俗にいう「小4の壁」です、これがネックになり(体調不良や社内体制の問題もあり、いろいろなことが重なって、ですが)退職の方向を考えたのでした。

目指していたのは「在宅でもできる法務」。会社の体制にもよりますし全然OKなところもあるとは思いますが、管理部門が在宅をするハードルは大きいとは思います。もし在宅で法務業務を公式に認めてもらえたら(できるように活動してたんすけどね)小学生の2つの壁ももう少し心穏やかに乗り越えられたり、退職しなくても続けられていたのかな…と今でも思います。

で、今は?

といいますと、子どもは来年中学生になり、だいぶ手が離れ目がかかるようになりました。反抗期もごっついのが来ております。

法務をやっていたからこそ今の仕事にたどり着いたのですが、現在は法情報を扱う外資系の営業をしています。法務の時と違い、比較的いつでもどこでも仕事ができるのは子どもの世話をする親としてはとても助かっています。大好きな法務の業務にも携わることができて、子どもが大きくなって子どもと著作権や商標権の話や、生活に関わるリスク管理の話とか、ができるようになったりして。3年間でしたが法務をやってこれて良かったなと思いました。

なんだかんだで契約や社内法務の仕事は関わりそうなので、これからも日々努力を惜しまずコツコツ勉強していこうと思います。あ、温泉も入っていこうと思います(笑)

 

次は!なんと!アウトドア仲間のMr.ストイックCeongSuさんです!٩( 'ω' )و

 

大分県別府市「鉄輪温泉 鉄輪むし湯」

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別府の3湯目は「蒸」。と言えばここ「鉄輪むし湯」が一番有名なのかしらと来てみました。鉄輪温泉エリアは蒸気がいたるところでしゅーしゅーしてて、一番別府らしい情景が見られます。

鉄輪むし湯は、服を着て蒸される温浴です。入り口を入り、大人510円と、レンタル浴衣を210円で借ります(持参のTシャツ短パンでも良いそうですが、とても熱いので肌の露出が少ない方が良さげです)。脱衣所に行くと案内人がいて指示されながら入るスタイル。慣れてる常連さんは勝手に入るのかな。

服を脱ぎ、掛け湯をして、浴衣を着る。天井が低い石造りの蒸し部屋に入り、乾燥された石菖の葉が敷き詰められた上に寝て8分。蒸しあがったら、お風呂へ…といった流れです。蒸し湯は1度きりでサウナのように出入りは出来ませんでした。

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※蒸しイメージ図(嘘、私の気になった鉄輪の景色ですw

とにかくですね!劇熱です!これぞ地獄蒸しです!ドライサウナの100度とはワケが違う!蒸気の100度はヤケドですよ(笑)私はあまりサウナは得意じゃないので拷問のようでした。入った瞬間から1分も保たないんじゃないか?と思ってましたし「熱い…熱い…ほんと死んじゃうかも…コレ普通なの?大丈夫なのか?…もしかしたら手違いで温度が高くなってるんじゃ?…事故?…」とずっと不安でした。

8分なんとか耐えて、出たのですが、人はこんなに汗が出るのかというぐらい出ました。あと顔が若干やけどぎみでひりひり。シャンプー、ボディソープあり、ドライヤーもあり。日焼けのあとに使うような化粧水を持参しても良いかもです。あと、枕用に乾いたタオルが1枚必要です。

 

でも、乾燥した石菖(せきしょう)の葉が蒸されてるので、菖蒲の香り漂い、これが私はとても良くて、浴場で呼吸するだけでスッキリとしたし!地獄で解毒しました!

 

■鉄輪むし湯

大分県別府市鉄輪上1組

大分県別府市「明礬温泉 湯屋えびす」

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 2湯目は明礬温泉のどこかに行こうと決めていたので、坊主地獄から歩き始めたけど、別府の中でも明礬温泉は山の上にあるようで、途中からバスに乗りました。本当は湯の里に行くつもりが間違えて明礬というバス停で慌てて降りたがため、ここ「湯屋えびす」に入ろうと決めちゃいました。

結論からいうと、とてもおしゃれな日帰り温泉施設で、お湯も良かったです。女性のグループとかに好まれそうな温泉でした。

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※自由に使える休憩室

お風呂は全て露天、屋根付きの洗い場と硫黄泉の湯、多角形の建物の中に単純泉ジャグジー、壺湯、箱蒸しサウナとバラエティに富んでました。硫黄泉、久しぶりの真っ白白濁で、湯の花が黄色という「これぞ硫黄泉」というお湯でした。私が好きだったのは露天で天井がすごく開けていたこと、青空と雲の流れを見ながらぬる湯とあつ湯と硫黄泉をいったりきたり、贅沢な時間を過ごしてる感がありました。

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※休憩室から見える景色

大人1,000円、鍵付きロッカーあり、シャンプートリートメントボディソープ(炭シリーズ)あり、化粧水乳液あり、ドライヤーあり、休憩室(畳の休憩室も椅子の休憩室もあり)、諸々日帰り温泉施設としては不便無し。

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※黒たまごと温泉で蒸したプリン

併設する桃たろうというカフェがあるので、風呂上がりに休憩がてら寄りました。湯屋にいながらそのままカフェに行けます。プリン、久しぶりに「美味しいなぁ」と感じました。いやな味のない、クリアで、とても丁寧な味でした。

お湯もたくさん、休憩室もたくさん、カフェもあって、これは1日いてもいいですな。

 

■湯屋えびす

大分県別府市明礬4組

大分県別府市「鉱泥温泉」

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やってまいりました、おんせん県は別府!今回の日帰り目標は3湯で「泥」「蒸」「普通の温泉」で考えてました。

まずは「泥」で保養ランドかここ鉱泥(こうでい)温泉の2択。8時から12時の午前中しか営業してないのと、地元民が厳しい!ということで、恐る恐る鉱泥温泉に行ってみました。受付の方がとても優しい声で迎えてくださったので心ほぐれ…では、進みますね。

大人800円、小学生以下は不可、洗い場、石鹸などは何もなし、お水などのペットボトルの持ち込みは可、鍵ロッカーあり、脱衣所簡易、ドライヤーあり、洗面台なし。

(ここからは受付の方と地元民の方のご指導踏まえて書きますと)浴場へ入るとまず普通の温泉でかけ湯をしてよく流し、その透明なお湯の温泉に浸かります。そのあと、泥湯へ行きます。泥湯の中はとても滑るので、手すりのあるところから出入りするようです。温度は熱め、2.3分も浸かると汗が吹き出てきて、周りの椅子で休憩。泥が乾いて落ち着いたらまた入る、を繰り返します。

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※写真は、鉱泥温泉近くで樹々が生い茂ってるところでも温泉蒸気がシューシューしてる画

で、入った感想としては、泥はすごくサラサラしてて、粘度はあまりなく、乾くと「片栗粉みたい」なサラサラ感でした。婦人病にも効くとか。

あと、結局入って出て休憩を5.6回は繰り返しちゃったのですが、すごく温まり、なかなか汗が止まりませんでした。給水用の飲み水は持参がいいかも。牛乳、コーヒー牛乳、オロナミンCとか売ってます!

 

最後に、さすが別府で、午前中しかやってないマニアックな温泉ともなれば、おプロ中のおプロが集うようで「温泉まわってて今日で6日目!」「別府に来たけど宿が取れなくてお寺さんに泊まってきた!」「温泉が気に入って東京から移住して7年目!」って方たちが泥湯に入ってました。私はまだまだですなー

 

■鉱泥温泉

大分県別府市小倉町6