大分県別府市「鉄輪温泉 鉄輪むし湯」
別府の3湯目は「蒸」。と言えばここ「鉄輪むし湯」が一番有名なのかしらと来てみました。鉄輪温泉エリアは蒸気がいたるところでしゅーしゅーしてて、一番別府らしい情景が見られます。
鉄輪むし湯は、服を着て蒸される温浴です。入り口を入り、大人510円と、レンタル浴衣を210円で借ります(持参のTシャツ短パンでも良いそうですが、とても熱いので肌の露出が少ない方が良さげです)。脱衣所に行くと案内人がいて指示されながら入るスタイル。慣れてる常連さんは勝手に入るのかな。
服を脱ぎ、掛け湯をして、浴衣を着る。天井が低い石造りの蒸し部屋に入り、乾燥された石菖の葉が敷き詰められた上に寝て8分。蒸しあがったら、お風呂へ…といった流れです。蒸し湯は1度きりでサウナのように出入りは出来ませんでした。
※蒸しイメージ図(嘘、私の気になった鉄輪の景色ですw
とにかくですね!劇熱です!これぞ地獄蒸しです!ドライサウナの100度とはワケが違う!蒸気の100度はヤケドですよ(笑)私はあまりサウナは得意じゃないので拷問のようでした。入った瞬間から1分も保たないんじゃないか?と思ってましたし「熱い…熱い…ほんと死んじゃうかも…コレ普通なの?大丈夫なのか?…もしかしたら手違いで温度が高くなってるんじゃ?…事故?…」とずっと不安でした。
8分なんとか耐えて、出たのですが、人はこんなに汗が出るのかというぐらい出ました。あと顔が若干やけどぎみでひりひり。シャンプー、ボディソープあり、ドライヤーもあり。日焼けのあとに使うような化粧水を持参しても良いかもです。あと、枕用に乾いたタオルが1枚必要です。
でも、乾燥した石菖(せきしょう)の葉が蒸されてるので、菖蒲の香り漂い、これが私はとても良くて、浴場で呼吸するだけでスッキリとしたし!地獄で解毒しました!
■鉄輪むし湯
大分県別府市「明礬温泉 湯屋えびす」
2湯目は明礬温泉のどこかに行こうと決めていたので、坊主地獄から歩き始めたけど、別府の中でも明礬温泉は山の上にあるようで、途中からバスに乗りました。本当は湯の里に行くつもりが間違えて明礬というバス停で慌てて降りたがため、ここ「湯屋えびす」に入ろうと決めちゃいました。
結論からいうと、とてもおしゃれな日帰り温泉施設で、お湯も良かったです。女性のグループとかに好まれそうな温泉でした。
※自由に使える休憩室
お風呂は全て露天、屋根付きの洗い場と硫黄泉の湯、多角形の建物の中に単純泉ジャグジー、壺湯、箱蒸しサウナとバラエティに富んでました。硫黄泉、久しぶりの真っ白白濁で、湯の花が黄色という「これぞ硫黄泉」というお湯でした。私が好きだったのは露天で天井がすごく開けていたこと、青空と雲の流れを見ながらぬる湯とあつ湯と硫黄泉をいったりきたり、贅沢な時間を過ごしてる感がありました。
※休憩室から見える景色
大人1,000円、鍵付きロッカーあり、シャンプートリートメントボディソープ(炭シリーズ)あり、化粧水乳液あり、ドライヤーあり、休憩室(畳の休憩室も椅子の休憩室もあり)、諸々日帰り温泉施設としては不便無し。
※黒たまごと温泉で蒸したプリン
併設する桃たろうというカフェがあるので、風呂上がりに休憩がてら寄りました。湯屋にいながらそのままカフェに行けます。プリン、久しぶりに「美味しいなぁ」と感じました。いやな味のない、クリアで、とても丁寧な味でした。
お湯もたくさん、休憩室もたくさん、カフェもあって、これは1日いてもいいですな。
■湯屋えびす
大分県別府市「鉱泥温泉」
やってまいりました、おんせん県は別府!今回の日帰り目標は3湯で「泥」「蒸」「普通の温泉」で考えてました。
まずは「泥」で保養ランドかここ鉱泥(こうでい)温泉の2択。8時から12時の午前中しか営業してないのと、地元民が厳しい!ということで、恐る恐る鉱泥温泉に行ってみました。受付の方がとても優しい声で迎えてくださったので心ほぐれ…では、進みますね。
大人800円、小学生以下は不可、洗い場、石鹸などは何もなし、お水などのペットボトルの持ち込みは可、鍵ロッカーあり、脱衣所簡易、ドライヤーあり、洗面台なし。
(ここからは受付の方と地元民の方のご指導踏まえて書きますと)浴場へ入るとまず普通の温泉でかけ湯をしてよく流し、その透明なお湯の温泉に浸かります。そのあと、泥湯へ行きます。泥湯の中はとても滑るので、手すりのあるところから出入りするようです。温度は熱め、2.3分も浸かると汗が吹き出てきて、周りの椅子で休憩。泥が乾いて落ち着いたらまた入る、を繰り返します。
※写真は、鉱泥温泉近くで樹々が生い茂ってるところでも温泉蒸気がシューシューしてる画
で、入った感想としては、泥はすごくサラサラしてて、粘度はあまりなく、乾くと「片栗粉みたい」なサラサラ感でした。婦人病にも効くとか。
あと、結局入って出て休憩を5.6回は繰り返しちゃったのですが、すごく温まり、なかなか汗が止まりませんでした。給水用の飲み水は持参がいいかも。牛乳、コーヒー牛乳、オロナミンCとか売ってます!
最後に、さすが別府で、午前中しかやってないマニアックな温泉ともなれば、おプロ中のおプロが集うようで「温泉まわってて今日で6日目!」「別府に来たけど宿が取れなくてお寺さんに泊まってきた!」「温泉が気に入って東京から移住して7年目!」って方たちが泥湯に入ってました。私はまだまだですなー
■鉱泥温泉
山梨県南都留郡「道志川温泉 道志の湯」
帰り道で寄れるところへ。山中湖から道志みちをぐいぐい30分ぐらいかな、走ったあたりから、さらに山奥へいくと道志の湯があります。村営のようで、山梨県なのに横浜市民は半額ぐらいの割引でまあ悔しい。
2016年4月にリニューアルオープンしたようで、館内はとても綺麗でした。お風呂と休憩所と簡単な食事が食べられるシンプルな日帰り温泉施設です。シャンプーボディソープあり。ロッカーは少なめ。あたりにキャンプ場が多く、キャンプ帰りのお客さんが多かったんだけど、人数と、風呂の大きさと、脱衣所の狭さもあいまって、ロッカーが少ない!と思いました。精算バーコード付きにしなきゃもっとロッカー導入できたのでは??
※写真は休憩所からの眺め
涼しさと湯加減は露天で丁度よく心地良かったのですが、泉質には特出すべき感想はありませんでした。次回の帰り道では石割の湯か紅椿の湯に行ってみようかな。
■道志の湯
長野県諏訪郡「上諏訪温泉 片倉館」
お友達に会いに上諏訪へやって来た。しんゆにいたんだけど「すぐ近くに片倉館ていう千人風呂のある温泉があるよ」と教えてもらったので、お友達と遊んだあと、片倉館へ。
国指定重要文化財とかで、雰囲気は箱根の富士屋ホテルのような感じ(レッドカーペット敷いてあるような、敷いてないけど)。にしては650円とお安め。10時オープンと同時にダッシュで行ったけど残念ながらすでに人がいて千人風呂の写真は撮れず。。
お風呂は深さ110センチで、浴槽底に砂利が敷いてあるので、私は浴槽の真ん中で、膝を曲げ首まで浸かり、手で水中をかいて、宇宙遊泳みたいな月面歩行してるように、行ったり来たり歩いてました。楽しかった!!洗い場もシャンプー類あるし広くて使いやすかったです。難点は、観光客がひとっぷろ来る感じなのであまり清潔感は無かったです。シャワーも浴びず入って来る人多し。
2階はごはんも食べられる休憩室になってました。椅子と机、座敷のところもあります。
結局この日は、
朝3時に起きて山梨から長野へ移動し、5時菅野温泉、6時みなみ温泉、7時湖畔の湯、8時に友達と遊んで、9時片倉館千人風呂、だったので、10時過ぎにあがって休憩したら、極寝落ち。瞼を閉じたらそのまま逝きました。
で、下諏訪に戻って、ハルピンラーメンを食べて!おぎのやで釜飯を買って帰りましたとさ!
■片倉館
長野県諏訪市湖岸通り4-1-9
長野県諏訪郡「下諏訪温泉 湖畔の湯」
※やっぱり写真を撮り忘れたので諏訪湖の写真を…
8時半にお友達に会いにいく!となったので、諏訪湖散歩していた私としては諏訪湖から徒歩1分ぐらいのところにある湖畔の湯へ。
下諏訪温泉は殆どが町営なんですが湖畔の湯は民間経営で270円、それでも安いわよやっていけるのかしら。ここは浴槽がとても広くて洗い場もしっかりしてるし、朝の支度をしたかった私としてはゆっくりできて好都合でした。お湯のザバザバ感が好きです。露天もありますがユニットバスぐらいしかなくてしかも湖畔は見えませんのよ(湖畔の湯でもね)。
下諏訪温泉は、早いところで朝5時から、ここも朝6時から入れます。日帰り入浴施設で早朝に営業してる温泉は貴重です。
■湖畔の湯